勝てる人は、数字ではなく、”戻せる感覚”を重視している

未分類
nekomimi_fx

苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

nekomimi_fxをフォローする

【再現性のある自信】PF0.99でも動揺しない理由

先月の私のトレード結果は、プロフィットファクター(PF)0.99で終わりました。
ギリギリ、利益と損失が拮抗している状態。

数字だけを見れば、「あちゃー、負けてるじゃん」と言われるかもしれません。
でも、私は動揺していません。
なぜか――?
それは、この程度のブレは想定内だからです。


検証で得た“勝ちパターンの感触”

私は過去、主要な通貨ペアを対象に、数百時間におよぶ検証を積み重ねてきました。
その結果、今のトレードロジックは、メジャー通貨ペアにおいてPF平均1.4を記録しています。

もちろん、リアルトレードでは検証通りにはいきません。
この数か月も、業務都合から1時間足で執行した月を除いて、結果は1.1~1.7の間で推移しています。
ただ、それでも私の中にはひとつの確信があるんです。

「一時的に悪くても、また戻せる」

この感覚は、単なる希望的観測ではなく、データと経験に基づく再現性ある自信です。


ダイエットの成功体験と“心の地力”

実はこの感覚、過去に身につけたダイエットの成功体験と非常によく似ています。

私は一時、体重が74kgまで増えました。
そこから自力で食事と運動習慣を見直し、62kgまで減量。
それを維持して10年近く、現在も65kg前後をキープしています。

一時的に66kgになろうが、67kgに触れようが、私は焦りません。
なぜなら、戻す術を知っているから。

この部分を深入りすると、記事が長くなるので詳細は割愛しますが、私のダイエットには核となるテクニックがあり、それは、『糖質制限』です。これを武器に、体重をコントロールできたし、またいつでもできるという確信があります。

これと同じことが、トレードでも起きているのです。


動揺しないのは“経験に裏打ちされた報酬系”があるから

心理学的には、”「自分はできる」という感覚(自己効力感)”が高い人は、目の前の数字が悪くてもブレません。
自己効力感は、成功体験や過去の乗り越え経験を通して形成されます。

脳科学的には、こうした自己効力感の根底には「報酬系」が関係しています。
過去の成功体験が、ドーパミン系の神経回路に記憶され、「やればできる」と自分を信じる回路が形成されている。

つまり私は、ダイエットという別分野の成功体験を通じて、長期的な自己調整能力=“メタ認知の地力”を獲得していたのです。

この力が、今のトレードにも生きている。


PFが悪い月があっても、全体の波で捉える

人間の体重が日々の食事やストレスで変動するように、
トレードのPFも月単位でブレるのは自然なことです。

一喜一憂すべきではない。
見るべきは、短期の凹凸ではなく“中長期の傾向”です。

体重も、62kg→65kgと少し増えたからといって、また74kgに戻るわけではない。
なぜなら、もうあの頃とは“習慣の質”が違うから。

トレードも、もはやかつてのように

  • 無謀なナンピン
  • エントリー後いけると前のめりになって増し玉したのち逆行を食らいお祈り放置モード
  • ドカン負けの取り返し

――そんな「勝てない習慣」は脱している。


「勝てる自分」は、一時的な不調では壊れない

自分のPFが0.99だったとしても、
それは「スランプ」ではなく「小休止」。

しかも、その結果に心が反応しない=ノイズとして受け流せるということ自体が、
もうすでに“勝ちトレーダーの脳”に近づいている証拠です。

(エラそうな言い方になってすみません。少なくとも負けトレーダーだと自任していた時期はとっくに脱したと思っていますので…)

ダイエットでいえば、外食や旅行で一時的に増えても、
「ちょっと節制すれば戻る」と思えるのと同じ感覚。

トレードでも、「数件ルールから外れたな」「指標前のエントリーを避け損ねたな」――
そんな小さなミスを微調整していけば、また自然とPF1.4近辺に戻っていくんです。


最後に:数字以上に大事な“感情のブレ幅”

私がこのトレード結果において一番価値を感じているのは、
「動揺していない自分」に気づけたことです。

PF0.99だったのに、眠れなかった夜もなければ、
X(Twitter)で勝ってる人を見て焦ることもない。

かつての私は、PFが1を割っただけで

  • 検証やり直し
  • 手法ジプシー
  • 聖杯探しの旅へ逆戻り

…そんな道をたどっていた。

でも今は、トレードにも体重にも、共通する“リズム感”がある。

勝ちやすい生活習慣、整った心の状態、冷静な視点(以前ブログで言及した、車の運転や脳の報酬系を活用したトレードルールなど)――
これらが合わさって、「一時的な乱れに振り回されない自分」が育っている。


まとめ:あなたの“勝てる脳”も、育てることができる

私たちの脳は、”繰り返す行動によって変化する(可塑性がある)”と言われています。

つまり、“勝てる脳”は、生まれ持った才能ではなく
日々の選択の積み重ねで育てられるものなんです。

一時的に負けても、「戻せる」と思える心と仕組みを持っているなら、
もうあなたは、道の途中にいながらも勝ち組の土俵に立っているのかもしれません。

以前のブログでも言及しましたが、だから、とっても些細なことでいい、成功体験をもってください、ということになります。何もない、という人は、何でもいい。コツは、成功、とみなすハードルを、めちゃくちゃ下げること。(一例ですが、ダイエットなら、缶コーヒーの微糖を無糖に切り替えるとか、食事の前に必ず水分をがぶ飲みするとか…。)そして、いち早く、そうした低いハードルを乗り越え、手っ取り早く達成感を持つ。そうすることで、自己効力感が高まり、やがてはあなたにとって最高の武器となりうるのです。

今日も、お読みいただき、ありがとうございました。

ご案内

自分が今、トレードを継続できているのは、この先生のおかげだと思っているので、ささやかな恩返しをしたいと思っています。

聖杯探しに疲れ果てた私が、ようやく「これだ」と思えた教材です。
遠回りしたからこそ刺さる、シンプルさの中に詰まった“勝ち続ける本質”。
私自身何度も見返し、学ぶたびに新たな気づきを得てきました。──そのロジックの特徴から、メンタル崩壊とも無縁の実戦バイブルです。とてもお安くあり得ないコスパなので、良かったらお手に取ってみてください。

👉ぷーさん式FX トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝

nekomimi_fx

苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

nekomimi_fxをフォローする

最近のコメント

コメントなし

コメント

タイトルとURLをコピーしました