今日は雇用統計の日。自分の中では「重要指標発表の日はトレードしない」というルールがあります。主に、雇用統計、政策金利発表、コアCPI、FOMCかな。以前はそれでも、ついチャートを開いてしまい、「もしかして…」と手が伸びることがありました。でも、今日は仕事帰りに整体を予約し、その後は陶板浴へ。スマホも鞄にしまって、相場から物理的に離れる時間を意識的につくりました。
相場を見ない、触れないという選択は、ルールを守るための“逃げ”ではありません。むしろ、脳が本能に支配されるのを防ぐための“対策”だと、最近強く感じています。特に自分のように、「見てしまえばやりたくなる」タイプには、これは効果的です。
人間の脳は合理よりも感情に引っ張られる生き物だと、改めて思います。数字や理屈では「触ってはいけない」と分かっていても、動くチャートを前にすると、心拍数が上がり、手が勝手に動きそうになる。これはもう、訓練うんぬんではなく、脳の構造そのものがそうなのだと割り切った方が楽です。
だからこそ、「見ない」という環境づくりは、感情をコントロールするための有効な方法になります。チャートを開かない。スマホを置いて出かける。それだけで、かなり冷静でいられます。
同時に、FX以外に楽しめることや没頭できることを持つのも、大切だと思います。それだけで、何が何でもトレードしなければという変な欲から解放されます。今日は陶板浴の後、ふと空を見上げる余裕がありました。音楽を聴きながら歩いた帰り道、なんでもない風景が心地よく感じられて、自分の中にスペースが生まれるのを感じました。
勝ちたい気持ちが強ければ強いほど、FXが生活の中心になりがちです。でも、相場に張り付きすぎると、どうしても視野が狭くなってしまう。だからこそ、自分をリセットできる時間、自分に戻れる場所があることが、結果的にトレードにも良い影響を与えるのだと思います。
最終的に勝てるかどうかは、手法でも知識でもなく、「いかに自分の脳とうまく付き合えるか」にかかっている気がしています。自分の脳のクセ、自分の感情の動き、そして自分の限界。それを知って、対策を立てて、無理なく淡々と続けていければ、勝ち組への道は、案外すぐそばにあるのかもしれません。本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
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