今日は、少ししんどい話をしようと思います。
今振り返っても、正直、胸の奥がざわつく経験です。
当時の私は、お家騒動をきっかけに住み慣れた土地を離れ、新しい場所で「自分探し」をしていました。
(騒動については軽くnoteに書いたことがあるので、興味がある方はそちらをご覧ください。リンクは⇒https://note.com/flower_fx203/n/n6436e85712e1)
家業だった花の仕事からは距離を置き、移住直後は日雇いを。その後、派遣会社に登録して、名古屋あたりで翻訳とか塾とかそうした仕事があればと思って待っていたところ、岐阜市内にめちゃくちゃ忙しい大手スーパーがあり、猫の手も借りたいという話があるんだけどどう?と紹介され、ま、いいか。四の五の言わず何かやらないとな…と思い、即決ででレジ打ちの仕事に就きました。
お花を見るだけで、家族との壮絶な衝突がフラッシュバックする。
でも、社会と完全に切り離されて生きることもできない。
そんな宙ぶらりんな状態で、私は日々をやり過ごしていました。
その頃、地元にいた時から手を出していたのが「情報商材」です。
家業でのトラブルはお金に起因するものだったので、家族とのやり取りの中で、窮地を打開する手立てに窮し、やむにやまれず手を出したのがそうした類のものでした。
FXはそのころから継続して行っていましたが、さっぱり結果が出ず、気が付くと同時並行でほかの情報商材に手出ししていました。アフィリエイト、仮想通貨なども含め、様々な商材に目移りしては少しかじる、の繰り返しでした。
中でも、とりわけブックメーカー投資に深くのめり込んでいました。好きなジャンルだったのか、結局3つの商材をブックメーカーだけで渡り歩く結果に。
業務の休憩時間や帰りの車中から、とにかく夕方から深夜まで、寝る間も惜しんでbetしていた記憶があります。。
スマホに届く業者からのアラートに従って、機械的にbetする日々。
最初は2万円ほどだった資金が、ある日、20万円以上まで膨れ上がったのです。
――ああ、やっぱり“法則”はある。
私は、完全にそう信じ込んでいました。
多少ズレていてもいい。
配信されていなくても、「条件が似ていれば当たるはず」。
しまいには、業者よりも先回りしてbetすれば、雪だるま式に増える――そんな妄想まで膨らんでいました。
そして、”その時”はやってきた
破綻は、いつも突然やってきます。
ある日の休憩時間。
自分がbetしたサッカーチームの試合が始まり、「今日もいける」と思った私は、本来ルール外の試合にも手を出しました。
しかも、直前の勝ち分を含めた軍資金すべてを。
残り数分。
逃げ切る、そう確信した瞬間――相手チームから痛恨の同点ゴール。そして終了間際、ダメ押しの追加点…まさかまさかの逆転を許す。
そしてそのままゲームセット。
休憩時間が終わり、私は呆然とし、まるで抜け殻のような状態でレジに戻りました。
その後の記憶は、ほとんどありません。
身体に染みついたマニュアルが、かろうじて支えとなり、私を動かしていたのだと思います。
同じような経験は、これだけではありません。
新婚旅行で訪れた沖縄。
本来なら一生の思い出になるはずの時間を、私は夕方からそわそわしだし、晩御飯もそこそこに、よなよなスマホ画面に吸いよせられていました。
配信通りでは物足りず、配信の「癖」を読んだつもりになって、勝手にbet。
結果は、言うまでもありません。お金は目減りし、無意味に凹む翌朝(苦笑)
わざわざ沖縄まで行って、何やってたんだか…今となってはそう思えますが、当時は、妻ではなく、絶縁したとはいえついこないだまで鉄の結束だった実の家族への思い一色で行動していました。人間の気持ちは簡単に切り替えられないなとつくづく思いますが、妻には申し訳なかったと反省しています。
岐阜に移住した直後からはまったバイナリーオプションでも痛恨の出来事がありました。
5分取引で、アラート通りにハイエントリー。逆行。
慌てて、より大きな金額でロー。
価格は再び上昇。
わずか数分の間に、8万円が消えました。
その間、私は相場を見ていません。
見ていたのは、自分の心の動揺だけです。負けた後、息を吐くのが苦しくて悶えていた記憶がやたら鮮明に残っています。
競艇の配信サービスにも、10万円を投じました。
配信通りに賭け、勝ったり負けたりしながら、資金はじわじわと減っていく。
半分になったところで、ようやく「おかしい」と気づき、撤退しました。結構商材で打撃を受けた後だったんですけどねぇ。全く効いていない。
ベースにあった、(すでに絶縁状態の)実家の支援ができれば、という荒唐無稽な妄想に、ギャンブル中毒に似たような心理状態が合わさり、コテンパンにやられ、これでもかというくらい突き落とされるまで、身に沁みなかったです。
――これらの失敗も、今冷静に振り返ると、すべて同じ構造でした。
メンタル崩壊の共通法則
私が何度も同じ穴に転落し、心にダメージを追うほどの失敗を繰り返した理由。
それは、「手法」ではありません。
共通していたのは、次の流れです。
- 不安定な現実(生活・人間関係・自己否定)
- 「これさえあれば」という外部の法則への依存
- 一時的な成功による過信
- ルール逸脱を正当化する思考
- 取り返そうとする衝動
- 判断力の喪失
- 全損、もしくは大敗
これは、投資に限りません。
FXでも、仮想通貨でも、仕事でも、人間関係でも起こります。
心が弱っているとき、人は「確実性」にすがります。
そして、その確実性を“外”に求めた瞬間、主導権を手放す。
勝った理由を自分で説明できない成功は、必ず次の失敗を呼びます。
なぜなら、「再現できない」からです。
学び――メンタルは守るものではなく、設計するもの
今、はっきり言えることがあります。
メンタルは、気合で守るものじゃない。
反省で鍛えるものでもない。
崩れない前提で、構造として設計するものです。
・資金の一部しか使えない仕組み
・ルールを破ったら強制終了する環境
・勝っても負けても「同じ行動」を取れる型
これらは、才能ではなく、後天的に作れるものです。
私がFXで「手法探し」よりも「メンタル」に価値を置くようになったのは、こうした痛みを、FX含めたあまたの商材で何度も味わったからです。
もし、あなたが今、
「なぜ同じ失敗を繰り返すのか」
そう感じているなら――
それは、あなたが弱いからではありません。
崩れる構造の中に、ずっと身を置いているだけです。
一歩外に出て、構造を見直す。
そこから、すべては変わり始めます。
次回、この続編という形で、トレードにフォーカスしてより深掘りした記事を書けたらと思っています。またご覧いただければ幸いです。本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
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