昔話を少し

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nekomimi_fx

苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

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自民党総裁選がたけなわですが、X(旧Twitter)でのポストを見ていて、懐かしく思い出したことがあって、少し書こうと思います。(FX関連のブログを期待した人、ごめんなさい)

ここ一両日、タイムラインを見ると、自民党員の方々が、こぞって高市早苗と投票用紙に書いて、ポストしています。少なくともXでの高市人気は、ざっと見ただけでも他の候補を圧倒しています。

実は、この行為、15年前の2010年に、ある選挙で一大ムーブメントとなったんです。もう一度言います。15年も前ですよ。

その選挙とは、何を隠そう、私の地元、金沢市の市長選挙です。

私の記憶では、当時はまだフェイスブックが今ほど浸透しておらず、先行して流行していたTwitterが、ビジネスやプライベートでガンガン利用されていました。特に、私が仕事をしていた近江町市場では、商店主を中心に集客や横のつながり(店員同士の相互交流など)を求めて、Twitterの活用が一大ムーブメントとなっていました。そうした動きが、近江町市場だけでなく、駅西地区、郊外、近隣市町村でクラスターのように存在し、そのクラスター同士がまた活発に双方向交流するなどして、全国一かどうかはわかりませんが、屈指の速さで普及していたと実感しています。やっていないと、やべえ、遅れてしまった、と感じるくらい(笑)

そんな時流の中で、その年の市長選挙は幕を切って落とされました。本命は、伝説となった名市長、山出保氏(山出さんは、助役から市長になった生え抜きで、金沢を愛し、金沢市民からも愛され、伝統と現代の融合に優れ、現在の金沢市のグランドデザインの策定に手腕を発揮した、今思うと、金沢市長になるべくしてなった理想の市長と言え、不世出の市長でした。今年亡くなられています)。選挙では圧倒的強さを誇っていました。しかし、高齢と多選を懸念する声があり、山出市政の評価は評価として、世代交代と市政刷新をすべきではないかとの声が高まり、以前から市政への挑戦に意欲を見せていた、金沢市議会議員の、山野之義氏の間で、事実上の一騎打ちとなりました。(私は、青年会議所に在籍していた時期があり、メンバーだった山野氏とは面識があり、かわいがっていただきました。何度か会話の機会を頂いたり話を聞いた際の雰囲気や話の内容から、金沢市政、石川県政に対する見識やビジョン、国家観が凄く伝わったため、到底市議で終わる人ではないなと感じさせる人でした。なので、やはり出馬されたか、というのが率直な印象でした。)

選挙戦は、当初、下馬評通り山出市長が優勢でした。しかし、私もTwitterでつながりがあり、当時近所でIT 関連企業の社長をされていたY氏が、選挙前から、高校の同級生である山野氏を全面的にバックアップ、Web戦略全てをボランティアでかって出て、徐々に差を詰めていきました。その手法は巧みで、今では当たり前となった、情報の拡散を、公職選挙法に抵触しないように、その内容や時期をしっかり吟味して発信、山野氏のファンを増やす方向に世論を盛り上げていったのです。

そして、当日。金沢市のTwitter民はこぞって山野氏に投票し、山野之義と記された投票用紙のツイートや、投票行動に関するツイートがどんどんアップされ、爆発的にリツイートされ、竜巻のような勢いで選挙を席巻しました。結果はというと…確か、記憶では3000票くらいの極めて僅差で、現職を破るという、快挙を成し遂げたんです。石川県は保守王国ですから、これはトンデモナイ出来事でした。当時の知事や国会議員はこぞって山出事務所に当確の一報を確信して集結していたので、山出陣営は落胆以上に、驚きで放心状態となっていたことを昨日のことのように思い出します。

青年会議所では、メンバーやシニア(OB)が出馬すると、関係のあった人達が選挙の応援をするのが恒例。加えて、私自身、高校、青年会議所と山野氏の後輩でしたので、選挙戦もできる限りお手伝いしました。Twitterでの拡散もしましたし、選挙戦終盤になるほど、山野氏の勢いが増していくのを肌で感じていました。いっぽうで、私は花屋でしたから、準備しようと思えば、自分の店の宣伝も兼ねて、当選祝いの花束を用意して、選挙事務所に駆けつけることもできた立場。しかし、まだ、Twitterの力を信じ切れず、山野氏が当選するか半信半疑で、あろうことか、手ぶらで選挙事務所を訪れてしまったんです。

固唾をのんで見守る開票速報…。大接戦でかなりの時間が経過したのですが、遂に当確の報が流れました。その瞬間!!なななんと、山野氏は花束を渡されることなく万歳三唱。

今振り返ると、痛恨の瞬間でした。

花束、もっていけばよかった…まさに、後の祭りでした。

こんな、選挙に出てもいないのにほろ苦い思い出があるのですが、それを、今回の自民党総裁選でのXの投稿を見たり、自分でも発信しながら思い出していました。あの頃を彷彿とさせるな…こりゃ高市さんまくるんじゃないか…。

ただ、決定的に違うことが一つだけある。それこそ、決選投票システムです。こいつがあるから、結果が覆る可能性がある。もう去年の二の舞だけはやめてほしい。

もし、二年連続で、第一回投票を覆して、世論の支持厚い高市候補を落とす自民党なら、おそらく、首の皮一枚自民党を支持していた国民は、一斉に自民党を見限ることでしょう。そしてその多くは、参政党や国民民主党、日本保守党といった勢力に分散し、力を付けた彼らによって、自民党は次の衆議院選挙で木っ端みじんに砕け散るような大敗を喫すると思います。

ここからは私の願望ですが、惜しくも、僅差で石川県知事選挙で馳浩氏に敗れた山野氏が、飛ぶ鳥を落とす勢いの参政党あたりからでて、知事選で雪辱を期す、或いは、次の衆院選で国政に進出、といったことになればいいなと、ひそかに思っています。山野氏は実務能力も高く、引退するには惜しい方なんで。トレードとは関係ない話になりましたが、お読みいただき、ありがとうございました。

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苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

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