FX初心者が陥りやすい失敗パターンと対策

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苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

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「負けない」より「負けを活かす」視点を持てるかが、運命の分かれ道。


「よし、これで俺も勝ち組や!」

まだFXを始めて間もない頃。お試しで使ったバイナリーツールが、わずか数分で9000円を16000円以上に増やしてくれた瞬間、私は震える手でマウスを握りしめながら、そう叫びました。

まるで打ち出の小づちを手に入れたかのような感覚。サイン通りにエントリーすれば、お金が湧き出てくる。これさえあれば、家計も、小遣いも、将来の不安さえも全部ひっくり返せる――そう本気で信じていました。

けれど、現実はそんなに甘くなかったです。


初心者が最初にハマる「勝ち体験の罠」

最初の成功体験は、脳に強烈な印象を与えます。私の場合、最初のバイナリーツールの「連勝」がそれでした。これを心理学では「アンカリング効果」と言います。最初に得た情報や結果が、その後の判断を大きく歪めてしまうのです。

「このツールは勝てる」
「これさえあれば逆転できる」

この思い込みが、冷静な判断を曇らせました。

ある日、ツールのサインと逆に値が動いた瞬間、「おかしい!」と直感的に反発し、倍の金額で反対方向にエントリーしました。しかし直後に値動きは再び転じ、今度は最初の方向に大きく振れる――焦った私は、さらに倍の金額で再度エントリー。

そして最後は、エントリー締め切り直後に逆に動いて、終了。

わずか5分の間に、7万円以上を溶かしました。涙が止まらず、心臓はバクバク。自分の叫び声が耳に残っています。現実感がないまま、手だけが震えていました。


聖杯探しと、どこまでも遠くなるゴール

この経験のあとも、「取り返したい」「今度こそ正解の手法を見つければ」という想いに突き動かされ、様々な手法やツールを転々としました。珍しいインジケーター、ハイレバ&爆益の手法、コピートレード…。

でも、どれもしばらくすると通用しなくなる。勝てる日はあるけれど、負けたときの悔しさや虚しさは、いつも自分の心に穴をあけていきました。

資金が減るだけじゃない。
時間も、気力も、家族との穏やかな時間も、削られていきます。


手法ではなく、視点とメンタルの問題だった

振り返れば、私の最大の失敗は「自分にとってのトレードの意味」を見失っていたことでした。

勝つことだけを目的にしていた。
取り返すことばかりを考えていた。
他人の手法に正解を求めていた。

けれど、何度も失敗する中でようやく気づきました。
「負けを責めても、勝ちにはつながらない」ということに。

トレードは、負けを含めたプロセスでしか、上達しないんです。
むしろ、負けの中にこそ、成長のヒントが詰まっている。


「失敗を糧にする視点」が未来を変える

たとえば、先ほどの「7万円溶かした5分間」。

あの出来事を悔やんで終わるのか。
それとも、そこから自分の弱さを見つけ出すのか。

私はそこから、自分の「衝動的な判断」「思い込み」「負けを認めない心の癖」を、ひとつずつノートに書き出すようにしました。そしてトレード前には、「今の自分はどんな心理状態か?」を毎回確認するようにしました。それでも定期的に失敗するから、その都度その失敗からヒントを得てマイルールを増やしていきました。意識したわけではありませんが、今から思うと、メンタル面でのPDCAを回していたということです。

さらに、感情のモニタリングにウエイトを置いたトレードノートを作り、「どういう場面で焦ったか」「冷静に対応できたか」「ルールを守れたか」を点検する習慣もつけました。

これだけで勝てるようになるわけではありません。でも、半年、1年とたつにつれ、不思議と「致命的な大負け」が減ってきたんです。むしろ、徐々に「安定して負けにくくなる」感覚が育ってきた。

これこそが、本当の「勝ち組」への入り口だったのだと、今では思います。


失敗は、次の一歩の材料になる

負けが続くと、「自分には才能がない」と思ってしまうかもしれません。かつての私も、何度もそう思いました。

でも、思い返してください。

あなたが今ここでこの記事を読んでいるということは、「なんとかしたい」という想いを、まだ捨てていないということではないでしょうか。

その気持ちこそが、最大の武器です。

負けた過去に意味を持たせられるのは、自分だけです。
そして、負けの中から自分の癖や傾向を炙り出していき、これと決めた得意技に盛り込んでいけば、いつか必ず、あなた自身の「トレード軸」が育っていきます。


あと一歩、あなたの中の光へ

私自身、いまだに「完璧な勝ち組」などとは思っていません。やらかし、は月に一回は起こっています。
でも、あの頃のように「地に足がつかないトレード」はもうしません。

・負けた日は、むしろ学びの宝庫
・焦りが出たらトレードを休む勇気
・利益ではなく、冷静さを積み上げる意識

こうした小さな習慣を続けたことで、トレードが少しずつ「人生を奪うもの」ではなく、「人生に寄り添うもの」に変わってきました。

今も、仕事や家庭の合間にコツコツとチャートに向き合っています。
派手な勝ちは鳴りを潜めましたが、かわりに、地道に勝ちを重ね、あと一歩で常勝トレーダーだと信じられる日が増えてきました。

だから、あなたにも伝えたい。
「屈辱的な、忘れえぬ負けを食らったからこそ、そこから始まるものがある」と。


大切なのは、「負けないこと」じゃない。
「負けを無駄にしないこと」。

そう思えたとき、あなたの中の何かが、静かに、でも確実に変わり始めるはずです。

本日も、お読みいただき有難うございました。

ご案内

自分が今こうしてトレードし続けられているのは、この先生のおかげだと思っているので、ささやかな恩返しをしたいと思っています。

聖杯探しに疲れ果てた私が、ようやく「これだ」と思えた教材です。
遠回りしたからこそ刺さる、シンプルさの中に詰まった“勝ち続ける本質”。
私自身何度も見返し、学ぶたびに新たな気づきを得てきました。──メンタル崩壊とも無縁の実戦バイブルです。このロジックを解説通り、忠実に再現しただけで、リベンジトレードの悪い癖は激減。とてもお安くあり得ないコスパなので、良かったらお手に取ってみてください。

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苦節10年、ようやく勝てるようになった兼業FXトレーダー。家庭の事情がきっかけで様々な情報商材に飛びつき、まったく稼げないばかりか、教材費を中心に総額250万円ほどの損失をこうむる。2年ほど前から勝てるようになり、失ったお金の回収にようやくめどが立ってきたところ。派手な生活は望んでいませんが、持病を抱えているので、FXで稼いだお金で、欲しい健康食品を常に取り入れるなどして、薬に頼りすぎない体づくりに努めています。それでもお金に余裕がある時などは、趣味である将棋用品にお金をかけてみたりってことも…。ほぼ休みなしで駆け抜けた期間が長いので、これからはちょっとした国内旅行や、動物の飼育、友人や家族とおいしいものを食べに行くなどして、心豊かに人生を送れればと思っています。そのために、これからも地道にトレードを積み重ねていきます。

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